○Art Racing、傷だらけの帰国
ヨーロッパラウンドを結局shintaに頼り切ったまま終えたArt Racingはズタズタになった#13と激戦を終えた#14と共に日本のファクトリーへ向かうことになった。#13はドライバーのレベルの低さが原因の接触、コースアウトなどにより致命的なダメージを受けており、インターバルを利用して各部の大々的な修復が行われる。マシンを設計したT氏は、「ここまでダメージを受けるとは思わなかった。」とコメントしている。
「#14はいくつかのレーシングアクシデントに遭ってパーツ交換を経験しているが、#13は・・・何といえば良いのかね。shintaなら避けられたアクシデントに簡単に遭うし、ミスは多いしで・・・ちょっとまいるよね。予算の枠内でやらなきゃいけないんだから。」
「#13はスペインGPで相当負担が大きかったみたいで、各部の損傷が激しい。おそらく、抜けるはずの無いnamaを抜けると信じて攻め続けたのが原因だろうね。」
当のドライバーであるTodyは、「自分でもこれほどのダメージを与えていたとは思わなかった。」とコメントし、T氏に睨まれている。
「冗談じゃなくてさ、本当にそう思うんだよ。エキシビジョンでも痛感したんだけれど、MRO JAPANのレベルは自分にとって少し上にあるんだよ。それこそ、トップとは凄まじい差がある。その中で入賞を目指せば、多少はマシンを傷めるとは思っていたんだけれど・・・予想以上だったよ。今回のnamaとのポジション争い・・・とは言えないけれど、あれもダメージの原因だろうね、間違いなく。抜けると信じていたんだよ(苦笑)。馬鹿みたいだけれどさ。」
最終戦は富士ということで、終了後にはマシンを残してプライベートテストを行うというArt Racing。
「ファクトリーから開発車両を持ってきて、来季に向けてテストを進めるよ。まあ、ドライバーのスキルアップが一番の目的ではあるんだけれどね。shintaが離脱する関係でウチのドライバーは経験不足の状態になる。どうにかしないとね・・・」
「一応、AF03は完成しているんだ。いくつかパーツテストを行い、AF04が試作段階に移行している。来期は前半をAF03、後半をAF04で戦うことになるんじゃないかな。ドライバーとしては各マシンで入賞と行きたいところだけれど、まずはマカオか富士で入賞しないとね。とにかく、やるしかないって感じかな。スポンサー集めるには実績がまず重要だしね。」
最後に、Todyは気になる言葉を残している。
「これ(ワールドシリーズ2)が終われば、しばらくチームを離れることになるし、今のうちに来季に向けた色々を終わらせておかないとね。」











